おはなのこダイアリー

侵入奇胎その他の記録

これまでの経過⑴-胞状奇胎発覚から掻爬手術まで

25歳初めての妊娠で「胞状奇胎」になりました。

始めは個人の産婦人科医院に通っていましたが、自宅近くの総合病院を紹介していただき、そこで1度の掻爬手術を受けました。その後hcg 値が非順調型の経過をたどり「臨床的侵入奇胎」に。絨毛性疾患の専門の先生(とくに胞状奇胎・侵入奇体の研究をされている)がいらっしゃる大学病院に転院して、現在アクチノマイシンD(商品名:コスメゲン)という抗がん剤で化学治療中です。

 

病気が分かってからというもの、同じ病気を経験した方のブログがとても参考になっているので、私も同じように、自分の経験を記録に残すことにしました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。

何か分からないことや聞きたいことがあれば、お気軽にコメントください。情報が少ないので、私も一緒に勉強したいです。

 

まずはこれまでの流れを時系列でまとめておきます。

◼︎2018年9月中旬頃

妊娠検査薬で陽性反応がでる。基礎体温をつけていなかったため、詳しい週数などは不明。個人病院の産婦人科を受診(おそらく7-8週目あたり)したところ胞状奇胎の疑いで総合病院を紹介してもらう。

◼︎2018年9月25日

総合病院受診。超音波検査で、臨床的にみて99%胞状奇胎だと言われる。いずれにせよ正常な妊娠ではないので掻爬手術をし、掻爬したものを病理検査にだして、全胞状奇胎か、部分胞状奇胎か、そもそも胞状奇胎かを断定するとのこと。(検査には2週間程かかりました)術前検査で採血7本。慣れない本数にまさかの失神😂。次回の再診と精密検査と麻酔科問診の予約をし帰宅。

◼︎2018年9月28日

総合病院再受診。「臨床的 胞状奇胎」と診断され10月1日に入院、10月2日に手術が決定。

hcg値:139942.0 (9-10週間あたり)

この時点で肺や子宮筋膜に転移がないか診るため精密検査(MRI・CT・レントゲン・心電図)を受け、麻酔科で問診。この時のMRIとCTでは造影剤は使用せず。

◼︎2018.10.01

午前中から入院。外来で血液検査と精密検査の結果を聞いたが特に問題なかったため、予定通り翌日手術をすることに。

夕方16時頃に子宮の入り口を広げる処置。(人によっては痛いみたいですが、私は大丈夫でした。)夕食は普通に取り、23時以降は絶飲絶食の指示。病院のベッドが固くてよく眠れず😂。

◼︎2018.10.02

手術着に着替え、11時頃から点滴を打ち、そのまま手術室へ。手術室へ入ると、ものすごい勢いで身体に色々とつけられて、麻酔投入。看護師さんに「もうすぐ眠くなるからねぇ。」と言われ、ここで主治医登場。「絶対大丈夫ですからね。頑張りましょう。(女医さん)」と声を掛けられ、号泣😂。

気づいたら終了していました。手術自体は20-30分程度でしたが、その後麻酔がなかなか抜けず、吐き気と腹痛で病室へ戻ってからも酸素マスクが外せませんでした。あまりに苦しんでいたため看護師さんが強めの制吐剤と痛み止めを点滴してくれました。それがよく効き、すぐに回復。

手術中輸血はしなかったようですが、出血が結構あったらしく、腕をみたら輸血用の針が。念のため準備だけしたとのこと。ただ術後2-3時間くらいは子宮からの出血が続き、気づいたらシーツの一部が真っ赤に😂。その日帰宅もできましたが、大事をとってもう一泊。

◼︎2018.10.03

診察をうけ、午前中に退院。子宮を収縮させるお薬と、貧血になっていたので鉄剤を処方される。

掻爬手術は、今までは2回やっていたらしいのですが、子宮への負担を減らすため出来るだけ1回で済ませ、経過をみて必要があれば2回やるとのこと。ここの判断は病院によるみたいなので、正直どちらがよいのか、今となっても気になります。終わってしまったことなので仕方ないですが、1回と聞いた時点で少し気にはなっていたので、セカンドオピニオンを使えばよかったなぁ。

ただ、2週間後の診察では子宮内は取り残しもなく綺麗だったし数値の下りも順調だったんですよね。難しい!